超音波の伝番時間を利用して幾何学的に材料の内部に生じる介在物、隙間、割れなどのきずを検出することが出来ます。

適用例
- 建築鉄骨溶接部超音波探傷試験
- 鋼板・鋼管の板厚測定
- 炭素鋼鍛鋼品及び低合金鍛鋼品の超音波探傷試験
- 機械加工品の割れ確認(保守検査等)
スタンダードな検査方法だが利用方法は多岐に
検査する材料、音速が分かれば内部検査にも適用可能※1
例えば
「古い機器で図面は無い。しかし裏面の加工形状を見たい」
「機器にネジを締め付けたままネジの長さを測定したい」など
超音波が内部に伝番し反射波を検出出来れば様々な検査に応用可能な場合があります。
※1 材質により検査不可もあります。(二層ステンレス鋼、鋳物肌など、超音波の伝番を阻害するもの)
検査のご依頼、ご質問御座いましたらお問い合わせください。